薬剤師国家試験当日までの生活<7月>
こんにちは。
今回は、アクセス数が多い
の第2弾!
6年生へ進級してから薬剤師国家試験当日までどのようなように過ごしたのか、の
7月篇を書いていきます。
おいおいおい!
なんで4月の次が7月なんだよ!
一気に飛ばすなよ!
と突っ込まれるかもしれません。
何故飛ばしたかというと、
4月篇に書いたような学内試験しか大きなイベントがなかったからです😅
ということで、7月篇スタートです!
<7月>
学内試験、模試
7月になり、
6年生へ進級してから丸3ヶ月の月日が経ちました。
4月からここまで2年間分の過去問試験もこなしてきました。
そのお陰か、
過去問演習を始めた時と比較すると
新規の年度の過去問に手を付ける際に
意外にも自分の頭の中でちゃんと考えて答えへたどり着ける問題が増えてきました。
第三回の学内試験前も
かなりの余裕がある状態で1周終えることができ、深堀にも時間をかけることができました!
第一回(5月)~第三回(7月)の学内試験がどういった結果だったのか、一応載せておきます。(画像1参照)
(画像1)
私の結果は、赤で隠したところです。
過去問試験は、
選択肢の順番のシャッフルはあったものの、改変は一切されていなかったため成績上位者は見事な正答率🤪!!
この学内試験は9月まで続きました...
~続いて、模試~
7月には、学内試験の他に大きなイベントが!
そうです!!
薬ゼミのステップアップ模試が実施されました!!!
上記でも述べたように、
ある程度過去問演習が進んでおり
新規の問題もある程度
自分の知識を駆使して解答へたどり着くことができてきた段階でした。
6年生へ進級して初めて、345問を二日間に渡っての試験。
模試とはいえ緊張しましたし、当日はハラハラでした。
ここで結果が出なかったらどうしよう。
今から勉強の方法を変えるのはしんどいな。
などが頭をよぎりました。
345問解き終えた後、結果に自信が持てませんでした。
それはというと、正しい答えを選べてるはずだ!!!と自信を持てる問題が多くなかったからです。
気分が沈んだ状態で自己採点を実施!
あれ?
あれれれ?
採点してる最中、自分の目を疑いました🤪
なんと正しい答えを選べてる自信がなかったのに、次々と○が付いていくではありませんか!!
最終的には250/345という結果。
さほど誇れる得点ではありませんが、
自分の中ではホッと気持ちを落ちつかせることができた得点でした。
念のためカルテを載せておきます。
(画像2,3,4参照)
(画像2)
(画像3)
(画像4)
ここで確信したことが1つ。
6年生へ進級してきてから毎月、
学内で過去問試験が実施されてきたことで過去問演習メインで過ごしてきましたが、
自分がやってきた勉強は間違っていなかった!!ということです。
勉強方法は人それぞれです。
10人いれば、10人それぞれ合うやり方は異なります。
まさしく、勉強方法も十人十色です。
当時の自分にとっては、
過去問を解くことで自分の抜けている知識を確認。
そして、抜けている知識と覚えているが周辺知識が浅いものを青本で確認。
そういった勉強方法が合っていました。
青本の赤字、黒字を覚えることを第一にするよりも、過去問から入ることで国家試験に出題される問題の傾向を掴むこともできました。
どこまで暗記が必要なのか
どういった聞き方をしてくるのか
名称だけではなく、構造式も覚える必要がありそうだ
などなど、他にもたくさんのことを知ることができます。
敵を知らないで闘うのは、無謀です。
人それぞれ勉強方法は異なるとは言いましたが、たまには問題演習も行ってみてください。
敵を知ることができます。
また、インプットした知識をしっかりと問題を解くことでアウトプットできるかどうか確かめてください。
いくら暗記を頑張りインプットし続けても、
いざ問題を解く際に詰め込んだ知識をアウトプットできなければ
それは使い物にならない知識です。
自分の中に入れた知識を使えるものにする、
これは頭の片隅に必ずしまっておいてください。
皆さんのインプットした知識が
しっかりとアウトプットできることを
心から願っています。
過去問演習①
こんにちは。
今回は自分が薬学生時代どのように過去問演習をしてきたのか、についてザックリと書いていきます!
実際に使っていた教材が
薬ゼミの回数別問題集です!
中身の写真を撮りながら、
この問題ではこのように頭を働かせ、
こういったメモを書き入れてました!!
などをここに載せていこうと思ってました。
ですが、
回数別の中身をここに載せてしまうと後々著作権関係で問題になってしまうのではないか、という考えに至り
自分の構想は一旦白紙へ...😱
そこで!
閃きました!!
国家試験の問題をダウンロードし、
無記入の物を利用すれば問題ないじゃないか??
という結論に自分の中では落ち着きました。
そのため今回、
第104回薬剤師国家試験の問題を実際に利用します。
説明しやすい薬理を例に取り上げたいと思います✏️
まずは、必須!!
薬理では上記のように選択肢に
・薬が並んでいたり
・受容体が並んでいたり
・作用機序が並んでいたり
しています。
まず第一に、
問題文を読み、考え、答えを導きます。
ここでは5.ラメルテオンを選びました。
ここで満足してはいけません!!
答えを見る前に、他の選択肢の機序も思い浮かぶことができるかチャレンジします。
1.大脳皮質の機能を抑制するとともに上行性脳幹網様体賦活系を抑制し、催眠・鎮静作用を現す
2.GABAA受容体ーClチャネル複合体に存在するω1ベンゾジアゼピン受容体を選択的に刺激し、GABAA系の抑制機構を行進させ催眠作用を現す
3.オレキシン受容体を阻害し、覚醒を抑制することで催眠作用を示す
4.GABAA受容体ーClチャネル複合体に存在するベンゾジアゼピン受容体を刺激し、
GABAA系の抑制機構を行進させ催眠作用を現す
と思い浮かぶことはできたでしょうか。
もし思い浮かばなくても、
答えを確認すると同時に
思い浮かばなかった薬の機序も一緒に確認します。
更に時間や余裕があれば
その薬にはどういった特徴があるのか、まで一緒に覚えちゃいましょう!
例えば...
1.連用により薬物依存を生じやすく、急激な減量や中止によって禁断症状が現れることがある。
2.ω1選択的のため、ω2ベンゾジアゼピン受容体を刺激による筋弛緩作用は弱い。
処方日数に制限があり30日まで(実務)。
3.オレキシンは覚醒を促進する神経ペプチド。その作用を阻害するため、催眠作用に繋がる。
4.ベンゾジアゼピン系の中では珍しい形をしている→開環誘導体!
生体内で閉環することで作用を示す。
作用時間は短時間型。
5.ベンゾジアゼピン系と異なり、筋弛緩作用,前向性健忘、反跳性不眠、依存性などの副作用はほとんどない。
CYP1A2などで代謝を受ける→フルボキサミンとの併用は禁忌!
この程度の軽い内容でいいので一緒に押さえておき、
今後別の問題を解いた時などに同じ薬の名前を目にした際、
さっきの内容を思い出せるかチャレンジしてみましょう!
思い浮かぶことができたらそのままスルー。
もし、なんだっけ??と自信がなかった場合
や
全く思い出せなかった場合
は
該当の問題ページを開き用語の確認をしましょう。
これを繰り返すだけで知らぬ間に、
機序や特徴が頭に染み付いているはずです!
今回は薬理を例に取り上げましたが、
他の科目でも同様の方法で問題演習を進めていきましょう。
最初の一周や二周目は用語の説明を自分なりにまとめたり、工夫してメモとったりすることで時間はかかってしまいますが、
着実に周辺も一緒に知識が定着していきます!
続いて理論!
といきたかったのですが、
文字数も多くなりそうだったためここで一旦区切らせていただきます。
得点アップのコツ!<薬理>
こんにちは。
今回は国家試験本番や模擬試験で使える!!
得点を稼ぐための問題の解き方について、記事を書いていきます。
今回は薬理!
薬理の理論では、
薬の名前 + 作用部位(作用機序) + 生体反応
のような文章構成になっていることが多いです。
選択肢の問題パターンを説明するにあたり
薬の名前 を A
作用部位(作用機序) を B
生体反応 を C
と置き換えて説明します。
①B + C が正しいのに、Aが間違ってるパターン
②Aに対して、B と C が間違っているパターン
もしくは
Aに対して、B か C どちらかが間違っているパターン
③A + B が正しくて、Cが間違ってるパターン
④A と C が正しいが、Bが間違ってるパターン
この4通りが主かと思います。
さて、本当にそのような構成になっているのか、
実際の問題をてみましょう!
第104回薬剤師国家試験の問題を用います。
皆さん、
まずこの問題の正答はわかりますでしょうか。
はい、1と4ですね。
これは比較的難易度が低いので
ばっちり正解して欲しいところです。
本題に戻ります。
各選択肢がどのような構成になっているのか。
1.正解
2.②
3.③
4.正解
5.④
見事に構成がバラバラになっており
いい問題を取り上げました👏
(たまたま😅)
理想系としては、
薬 作用機序 生体反応 全てを理解していることが望ましいです。
ですが、
本番緊張して頭が真っ白になってしまうことがあるかもしれません。
突如ド忘れしてしまうことがあるかもしれません。
この薬の作用機序 , 生体反応はなんだっけ~😱
といった状況に陥る可能性もゼロではありません。
そういった時
受容体の機能だけ覚えていれば、大抵の問題の取捨選択は可能だと思います。
なんのこっちゃ?
というと...
上でいう A は一旦置いておきます。
B に作用したら C の働きが起きる
極端な話、これだけ覚えていればどの薬がきても①以外であれば○の記述なのか、×の記述なのか判断できます。
2つ選択肢を削ることができれば、
もし1つの記述が①であろうと2/3の確率で正解できます。
ここでやるべきことは、
いかに選択肢を削るかです。
選択肢を3つまで絞り込めたら上出来です。
あとは自分のやってきた勉強を信じて
選択しましょう!
今回はここまで。
↓関連記事↓
薬剤師国家試験当日までの生活<4月>
こんにちは。
今回は、
6年生へ進級してから薬剤師国家試験当日までどのようなように過ごしたのか、を書いていきます!
<4月>
模試、学内試験、卒業研究でバタバタ
6年生へ進級してすぐ、
薬ゼミのスタートアップ模試が待ってました😭
Ⅲ期に実習行ってた人は、
私含め模試があることを知らされるのが遅く、ほとんど対策することができない状態で受講しました...
4月の時点でどんな感じだったのか、載せておきます。
(画像1,2,3参照)
(画像1)
(画像2)
(画像3)
スタートアップ模試は
問題数が345題はなく、215題です。
そのため本番同様2日間での実施ではなく、
1日で受け終わりました。
そこまで誇れるいい成績ではないですが、
忙しかった実習期間中から徐々に勉強を始めていた成果が、早くも現れていたのかもしれません!
自分がこの模試の直後に心掛けていたことは、
間違えた問題
悩んだ問題
は、できるだけ早く見直す!ことでした。
以前の記事にも書きましたが、
私は自分に甘く、後でやろうと後回しにしてしまったものは大抵やらずにそのまま放置😒
そのことを普段の生活から理解していたため、
できるだけ早く(できれば当日中)見直し作業をしていました。
どういった見直しかというと、
間違えた問題を青本やネットを使って深く調べる!!ということではないです!
解説書をサラッと読む、
これだけでした。
あれ、それだと知識付かなくない?
そんな簡単に見るだけでいいの??
そう思ったのではないでしょうか。
模試の見直しに、
時間をかけている余裕はありません!
模試を見直すのに時間を費やすよりも
過去問の問題を解き進めたり
青本の内容を理解する
ことに時間をかけた方が、とても有効です!
なんせ、
間違えた問題や迷った問題が多ければ多くなるほど
見直す問題が増えてしまいます。
なので、そこはサラッとで済ませましょう!
これだけでも、
何故自分が迷ったのか、間違えてしまったのか
どういった知識が足りていないのか
自分の欠点を理解することができます。
あとは今後の勉強時に深く調べ、周辺の知識と一緒に覚えるようすればいいと思います。
模試が終わってすぐ、
学内のスケジュールが発表に😵!
なんと...
1ヶ月に1度、過去問試験を実施する!!といった内容でした😲
第97回~第101回までの5年分を
5ヶ月を通して試験していくという
非常にめんどくさいものです。
5月入って直ぐに第一回の試験実施予定であり、
過去問を解ききるのに時間が僅かしかありませんでした。
幸いなことに第97回は6年制になって最初の試験ということもあり難易度がそこまで高くありません。
その日から薬ゼミの回数別を読み進める日々が始まりました。
自分が意識したのは、
“通学中”はひたすら問題を読み進める、ただそれだけでした。
(満員電車の場合、回数別を開くスペースがありません。そこで便利なのは、メディセレのスマホアプリでした。下記参照)
※無料アプリであり、ここからダウンロードしても私が儲かるわけではないです。
<Android>
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.medisere.kakomon102
<iPhone>
問題を読んでいてわからない単語や事柄は
その場でスマホを用いて調べたり
大学に着いてから青本で該当ページを調べてました。
個人目標としては、
深い知識は1周終えてから身につけよう!!だったため、
大学の講義や卒業研究の隙間時間にもひたすら回数別を進めました。
バタバタな生活がしばらく続き...
試験5日前くらいに
1周読み終えることに成功!
ここから試験当日までは
1度間違えた問題の解き直しや、
調べることが不十分だったものを調べ尽くしました。
長くなりそうなので今回はここまで。
5月以降のスケジュールであったり、
実際に回数別にどのようなことを書き込みながら勉強を進めていたのか、写真も載せながら紹介したいと思います。
なぜ薬学部へ?どうして薬剤師に??
こんにちは。
今回は勉強関連ではなく、
・薬剤師、薬学部を目指した経緯
・就職先を調剤併設型DgSに決めた経緯
について書いていきます。
<薬剤師、薬学部を目指した経緯>
私は英語に特化した高校に通ってました。
英語に特化したといっても私は英語が苦手で、
ハイレベルな場所に身を置けば苦手な英語が上達するだろう という理由で、高校はそこを選びました。
だがその考えが甘かった😭
周りの友達はみんなレベルが高く、
英語のクラスだけは常に一番下のクラスで授業を受けることに...
通っていた高校は理系の教科に強いわけではなく、
理科に関しては自分の受けたい科目を1つ選ぶといった感じでした。
当時から化学が好きだったので、
私は何の迷いもなく化学を選択!
一学年で化学を選んだのは、
たった20人程度という少なさ😲
理科は1科目のみだったので、
高校生活で“物理”や“生物”は一切学ぶ機会はなかったです。
当時から甘ったるい考えを持っていた私は、
評定平均を高く保ち
ある程度名の知れた大学に
指定高推薦で進学しようと決め
学内試験だけは常に頑張るよう意識していました。
ところが高校3年生へ上がる1ヶ月前、
このまま興味の無い学部に進学し
厳しい就職活動を切り抜け
満足のいくビジネスライフを送れるのか??と
自問自答を行いました。
その結果、
今学生のうちに受験などで苦労し
将来、就職活動時に少しでも楽ができ
自分が納得いく仕事をしよう!!と考えが変わりました!
これが薬学部へのまず第一歩へ繋がります。
どんな学部であれば今から間に合うか?
また、
どんなことであれば将来楽になるだろうか考えた結果
当時の私は、薬剤師になればお金を稼げそうだ!!と安直な答えを導きました。
ここで薬学部を目指すことを決意!
私が薬剤師,薬学部を目指した経緯は
-
お金が稼げそうだから
-
就職活動が楽そうだから
-
何かカッコよさそうだから
完全に表面的な部分しか見ないで決めました、はい😅
※親に薬学部へ進学したいと伝えたところ、うちにそんなお金はない!!と一蹴。
奨学金を借り、進学することに...
<就職先を調剤併設型DgSに決めた経緯>
薬学部へ進学することを決めてから少し経ち
病院薬剤師カッコいい!!!
将来は病院で勤めたい!!!
と、将来病院に勤めることを内に秘めてました。
その頃は、
お金よりもやりがい重視だ!!!
忙しない環境でまず経験積んで、後に薬局などへ移ろう!!!
と考えておりました。
(やる気が満ち溢れてて、若いな自分...)
月日が流れ...
大学生活にも慣れてきた頃
研究室選びが待ってました。
病院薬剤師を目指していた私は、
病院に勤務していた教授の研究室を選びました。
何故その研究室を選んだかというと、
教授がたくさんの病院と繋がっており
就職活動が優位に進むだろう!!!
といった安直な考えだけで選びました。
実際にコネを利用し
インターンシップの予約などを取り付けてもらうことにも成功😍!
それからまた少し月日が流れ...
5年生の1月~3月、
自分の考えが変わった病院実習が始まりました。
実習先の病院も研究室の教授との繋がりがあったお陰で??
担当病床がICUとレアな病床で実習期間を過ごすことができました。
医師,看護師,検査技師の方々とカンファレンスをし毎日が新鮮で、
当時の自分の目にはキラキラ映ってました。
そんな中、若手の男性薬剤師さんたちと就職先をどうしようか話し合う機会がありました。
そこで学生の私が言われたことは
・出世ポストが限られてること
・夜勤手当てのお陰で若干収入が増えること
・奨学金返済があると金銭面が厳しいこと
・結婚し、子どもを育てる際、相手にある程度の収入がないと厳しいこと
など、です。
これを聴いた私の心は大分揺れました😣
(念のため補足ですが、
上記は自分が考えを変えるきっかけとなった病院薬剤師のマイナス面の一部であり、
やりがい,経験,最先端の医療を間近で体験できるなど
病院薬剤師を目指す理由は他にもたくさんあるかと思います!)
ちょうど同じ時期、
DgSに勤めている大学の先輩とお会いすることに💡
その先輩から調剤併設型DgSの魅力をプレゼン受けました😅
・病院よりも収入は多い
・調剤薬局よりも収入は多い
・処方せん応需数も多い
・薬,疾患の知識もしっかりと増える
・品出し,レジ打ち業務がない
・調剤業務だけではなく、OTCや健康食品、介護用品販売に携われることができる
など、金銭面などで大いに揺れている私にはとても魅力的なプレゼン内容でした😣
当時、金銭面で揺れていた理由の1つに
卒業後早く結婚し、子どもを作りたい!!!といった将来のビジョンがあったからです。
※当時、そういった将来を一緒に歩いていける彼女はいませんでしたが🤣笑
ある程度調剤業務に専念でき、
経験もしっかりと積め、
収入も満足のいく額をもらえる
この三拍子で私は就職先を180度方向転換し、
調剤併設型DgSへ就職することに決めました。
今後は実際に入社してからどのように働けているのかも記事に残していきます。
薬剤師国家試験に向けて③
こんにちは。
今回も
の続きです!
2.企業開催の勉強会 とは??
と頭の中に?を浮かばせていた方もいらっしゃると思うので、その説明を致します。
まず、ざっくりいうと言葉のままです。
調剤薬局 や ドラッグストア が
国試に向けての勉強会を
受験対象者へ開催してくれるというものです。
例年、
5年生の冬、1月から
第1回を開催している企業が多い印象です。
どんな企業が開催してるの??
と思う方もいらっしゃると思います。
自分が実際に参加したことがある数社を載せておきます。
現5年生の方は、特に注目するべきです!
<調剤薬局>
・日本調剤
<ドラッグストア>
今回は3社だけ挙げました。
他にも開催している企業はあります。
中には内定者しか参加できないところもあったりします😭
上記の3社は、
薬学生全員を対象としてくれているため
就職先としては興味ないな、と考えていても気軽に参加することが可能でした。
実際どんなことを提供してくれるの??
と疑問に思うかと思いますので、
次はそれをお伝え致します。
薬ゼミ や 小規模な予備校 の講師を
企業側が招いてくださり、
その方々が講義をしてくださります。
内容としては
国試の出題頻度が高い範囲に焦点を当て、
講義をしてくださりました。
自分はこういった勉強会が開催されることを
大学4年生の時には既に知っており、
5年生の冬になったら参加してみたいな、と考えてました。
5年生の冬になり、
各企業のホームページを覗いてみると
勉強会開催のお知らせがありました!
こういった他大学の方々も参加する集まりに一人で参加するのは心細かったので、
周囲の友達を誘ってみました。
そしたらなんと、
全員から不参加の返事が...😱
実習で疲れてるのにわざわざ土日も勉強したくない!
平日に研究の合間で勉強進められるから大丈夫!!
など。
確かに納得できる内容だったので、
しつこく誘うことはなく一人で参加しました。
実際に参加してみると、
一人で参加してる人たちも多かったです。
自分の大学の方々もちらほら見かけました。
その人たちも一人で来てたりしてました。
中には、
学年トップの人や、上位の人たちが😲
教授たちから国試余裕だ!!と言われてる人たちもやはり危機感を持ちつつ、早い動きだしをしている状態でした。
危機感を持ち、出だしを早めることは
とてもいいことだと今考えても思います。
大学5年生の方々は今年の冬
こういった勉強会に参加してみてはいかがでしょうか?
意識高い人たちが多く参加しており、
会場の雰囲気から
日々勉強をしっかりとしていかなくてはな、
と考えさせられると思います。
これまで表面的な紹介でしたが、
自分がどのくらいの時期から
どのようなツールを使い勉強を始めていたのか
お伝えできたかな、と思います。
先日の記事にも記載しましたが今後は
各教科深堀していったり、
何故ドラッグストアへ就職したのか、
実際に薬剤師として働き始めてから感じたこと、
薬剤師の金銭面などを伝えていきたいと思います。
薬剤師国家試験に向けて②
こんにちは。
さて、今回は
の続きを書いていきます。
- 必須篇
- 理論篇
<必須篇>
5年生かつ、
実務実習に出ているということであれば、
4年生の時にCBTを突破してきているはずです。
※現カリキュラムは実務実習がⅣ期制となり、4年生の冬には実務実習デビュー。
そのため、
最低限の知識は備わっているだろう...と思います。
薬理の必須問題であれば、
薬とその機序だけが頭の中で整理できていれば、答えを選択することが可能です。
必須問題は、
CBTと難易度が同等、もしくは若干難しい程度です。
(画像1参照;第104回薬剤師国家試験、必須問題 薬理)
(画像1)
よって、ある程度スムーズに解答を導くことができるでしょう。
もし間違えてしまったのであれば、
その薬の機序を覚える必要があります。
これは当然のことです。
正しい答えを導いた場合でも、
そこで満足してはいけません!!!
ありがたいことに必須問題では、
答えの薬の他に4つの薬が並んでます。
残りの4つの薬の機序も思い浮かぶことができてこそ、合格への1歩となります。
これは薬理だけにいえることではなく、
他の科目にも通ずるものがあります。
解きながら、
こんなの簡単じゃん 笑
と答えだけを選んで進めるだけではなく、
他に記載されてるものまで確認しておきましょう。
上記のことを繰り返すだけで、
知らぬ間に知識量が増えており
必須対策はいつの間にかできている状態となるはずです。
ここまで拙い文章を読んでくださり、
ありがとうございます。
必須の進め方はある程度納得できたが、
理論はどうすれば???
必須の知識だけでは、
歯が立たないんだけど???
と思ってるそこのあなたへ、
次は薬理の理論についての進め方を
提案していきます。
<理論篇>
必須問題と違い、1記述が30文字程度あります。
(画像2参照;第104回薬剤師国家試験、理論問題 薬理)
その記述の中に引っかけがだいたい1箇所あり、そこを見極めて正しい解答を選ぶこととなります。
(画像2)
薬理の問題では
例えば、受容体の機能をしっかりと理解できていれば、この記述おかしくない!?と消去することが可能です。
模試や本番はそういった絞り方をして、正しい解答を選ぶだけで問題ないです。
しっかりと知識をつけていくためには、
問題演習の際にそれだけでは不十分です。
上記の必須篇でも述べた通り、
他の記述に関してもその都度自分の中で正しい文章に置き換えることができるのか、が重要になります。
正しくない記述は、
どこがどのように違うのかを自分で調べる。
その癖をつけておくだけでも大分差が開いてきます!
私はそこを意識し、
電車内で領域別問題集を読み進めていきました。
今回は、
実習期間中にどういったことをやっていたのか、に焦点を当てていたためあっさりとした内容にとどまっております。
今後は教科別に更に深堀していきます!!
薬剤師国家試験に向けて①
こんにちは。
今回は私が実際に過ごした、
薬剤師国家試験(略;国試)までのスケジュールを
この記事より徐々に残しておきます。
本題の前に...
<余談>
私が受けた国試は、第102回。
第101回より、
必須・理論問題などの足切りなどが見直されました。
それにより、
初日に足切りに引っ掛かってしまう
といったことが、少なくなりました。
周囲の友達も、
初日の必須問題で涙を流す人は実際にいませんでした!
<本題>
私が実際に国試を意識して勉強に取り組んだのは、“大学5年生の1月”。
この頃はまだ、
実務実習がⅢ期制で
私も1月~3月末まで病院実習でした...
平日の5日間は、
片道1時間半かかる隣の県の病院へ通う日々。
実習先からは毎日課題が出るため、
帰ってきてから勉強する時間がない!!!
そこで私が利用したのは、以下の2つ!!
- 往復中の電車内
- 企業開催の勉強会
1.
勉強の教科としては、
薬理、治療、生物、実務。
※個人的な優先順位で記載。
上記の4科目は、
実務実習で即戦力の知識となります。
研究室から
薬学ゼミナール(略;薬ゼミ)さんの領域別問題集を借り、往復の電車内で読んでました。
読んでいて気になることが生じたら、
その場でスマホを用いて調べる!
私は後でやろうと思い、
やることリストなどをメモ帳に記載しておいても
自分に対する甘さから、結局何もせず放置してしまいます。
なので極力、
疑問はその都度解決させるよう意識してました。
で、実際どういった方法で進めていったの??
と気になるかと思います。
次の記事でもう少し掘り下げつつ、
2. についても今後触れていきたいと思います。