得点アップのコツ!<薬理>
こんにちは。
今回は国家試験本番や模擬試験で使える!!
得点を稼ぐための問題の解き方について、記事を書いていきます。
今回は薬理!
薬理の理論では、
薬の名前 + 作用部位(作用機序) + 生体反応
のような文章構成になっていることが多いです。
選択肢の問題パターンを説明するにあたり
薬の名前 を A
作用部位(作用機序) を B
生体反応 を C
と置き換えて説明します。
①B + C が正しいのに、Aが間違ってるパターン
②Aに対して、B と C が間違っているパターン
もしくは
Aに対して、B か C どちらかが間違っているパターン
③A + B が正しくて、Cが間違ってるパターン
④A と C が正しいが、Bが間違ってるパターン
この4通りが主かと思います。
さて、本当にそのような構成になっているのか、
実際の問題をてみましょう!
第104回薬剤師国家試験の問題を用います。
皆さん、
まずこの問題の正答はわかりますでしょうか。
はい、1と4ですね。
これは比較的難易度が低いので
ばっちり正解して欲しいところです。
本題に戻ります。
各選択肢がどのような構成になっているのか。
1.正解
2.②
3.③
4.正解
5.④
見事に構成がバラバラになっており
いい問題を取り上げました👏
(たまたま😅)
理想系としては、
薬 作用機序 生体反応 全てを理解していることが望ましいです。
ですが、
本番緊張して頭が真っ白になってしまうことがあるかもしれません。
突如ド忘れしてしまうことがあるかもしれません。
この薬の作用機序 , 生体反応はなんだっけ~😱
といった状況に陥る可能性もゼロではありません。
そういった時
受容体の機能だけ覚えていれば、大抵の問題の取捨選択は可能だと思います。
なんのこっちゃ?
というと...
上でいう A は一旦置いておきます。
B に作用したら C の働きが起きる
極端な話、これだけ覚えていればどの薬がきても①以外であれば○の記述なのか、×の記述なのか判断できます。
2つ選択肢を削ることができれば、
もし1つの記述が①であろうと2/3の確率で正解できます。
ここでやるべきことは、
いかに選択肢を削るかです。
選択肢を3つまで絞り込めたら上出来です。
あとは自分のやってきた勉強を信じて
選択しましょう!
今回はここまで。
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